せせらぎビオトープの管理について
【せせらぎ室内ビオトープの通常の管理について】
① 観葉植物には光が必要で、植物が育たないとせせらぎ室内ビオトープの効果がでませんので、光の確保できる、観葉植物の育つ室内でご利用下さい。(レースカーテン越しで観葉植物が育つ明るい室内がよいです)
光が少ない場合は蛍光灯(LED)などの照明を付けると植物は成長します。
また、室温が5℃以下にならない場所に置いてください。5℃以下になると植物が枯れてしまいます。
② 植物は光の当たる方向に伸び生長します、植物の向きを定期的に変えてやってください。
③ 植物には肥料などは絶対に与えないでください。また魚が病気にかかった場合、塩などと薬剤を入れる事がありますが植物が枯れますので塩、薬剤は使用しないで下さい。
④ 竹炭の上にカビの様なブヨブヨな物が発生することがあります。これは餌の与え過ぎで、吸い上げ腐ったもので、ろ過装置を取り外し水洗いを行って下さい。
⑤ ろ過装置は水洗いと植物の植え替えが必要で、定期的に行って下さい。
【観葉植物の植え替えについて】
せせらぎ室内ビオトープでは、1年に1回は植物の植え替えが必要です。
市販の土で育てた植物では根付きませんので、ビオトープ用に水耕栽培で苗から育てた植物をご使用下さい。
-植え替え手順-
①水槽からろ過装置を取り外し、風呂場などでろ過装置が入る程度の洗いオケの中で竹炭がこぼれないように植物を抜き取る。
②大きくなったポトス、アンスリュームなどは株分けを行い植え替えるか、新しい専用の植物で植え替えて下さい。
ガジュマロ・コンシンネン・シェフレラなどは株分けが難しいです。
③竹炭は、汚れが無くなるまで水洗いを行ってください。竹炭にはバクテリアが住み着いていますので取り換える必要はありません、乾燥はさせないでください。
④ろ過ボックスの底穴、ネット、人工芝などに入り込んだ根をきれいに取り除き水洗いを行って下さい。
⑤植え込みは,ろ過装置の中に人工芝、ネットの順で入れ、20・25・30型は植物を中心に、45・60型は配管パイプが中央に来るので前後どちらかに寄せて植えつけて下さい。
この時に棒などで突き込むと根が切れますので水で竹炭を根元に流し込んでください。
⑥最後にボックスごと持ちあげ固いものの上で上下にトントンと底を打ち付けると竹炭が締まり植物が安定します。