せせらぎビオトープでは、金魚やメダカの飼育をおススメしております。
ベタに関しても、飼育が可能であるか。
お問い合わせが増えておりますので、西条庭園で検証しております。
ベタはエサが少なくて済むので、
せせらぎビオトープとの相性も良いとのことです。
(せせらぎビオトープは、自然循環浄化システムのため
エサのやり過ぎが、水質悪化に繋がってしまうことがあります)
また、ベタは小さな水槽でも飼育できるそうですが
その分、水換えもこまめにする必要があります。
その点でも、水換え不要なせせらぎビオトープとの相性が良いといえるでしょう。
ベタの魅力は、豊富なカラーバリエーションと
美しい尾ひれではないでしょうか。
体調は5cm~7cmの個体が多いようですが、種類や個体によって差があります。
寿命は、平均2年~3年ですが、飼育館環境によってはもっと長く生きることもあるそうです。
ベタは「闘魚」としても有名です。
美しい見た目ですが、その反面でオス同士で激しい縄張り争いをしてしまいます。
食事に関しては、ミジンコや水生生物が主食の肉食です。
ベタ専用のエサや、人口フードが最適だそうです。
一度にたくさんの量を食べきることができませんので、小さなエサを1粒ずつ食べます。
ベタの最大の特徴は、なんといっても「ラビリンス器官」ではないでしょうか。
先ほど「小さな水槽でも飼育できる」と記載しましたが、それを可能にしているのはベタが持つ「ラビリンス器官」が大きく関係しています。
ラビリンス器官は、エラの上皮が変化した呼吸器官です。
とても複雑な形状をしていることからラビリンス(迷宮)の名前がつけられたそうです。
このラビリンス器官によって、空気中から酸素を得られます。
エラ呼吸もするそうですが、60%程はラビリンス器官を使って呼吸をしているようで、ときどき水面に口を出して酸素を吸う姿を見かけることもあります。
不思議な魚ですね。
今後も、ベタ飼育についての途中経過を
本サイトでお知らせしていければと思っております。