先日の「ベタの飼育について」、
多くのお客様から「飼ってみたい!」と反響がありました。
今回は、「ウーパールーパーの飼育について」です。
ウーパールーパーを飼育されているお客様に、
飼育のコツもお伺いしてきましたので、ご紹介します。
まずは、ウーパールーパーの特徴についてです。
ウーパールーパーの正式名称は「メキシコサンショウウオ」といいます。
「ウーパールーパー」「メキシコサラマンダー」色々な名称がありますね。
メキシコ原産の両生類なので日本には分布していませんが、飼育を経て放流されたと見られる個体が確認されたことがあるそうです。
※ 自然に放流するのは、生態系の破壊につながりますので、絶対にやめましょう。
全長10 - 25センチメートルで、メスよりもオスの方が大型になります。
自然下では水温が低い環境に生息し、甲状腺ホルモンの一種チロキシンを生成することができないため、変態はしません。
しかし、きわめてまれに変態して成体となり、陸上生活に移行する個体もいるそうです。陸上生活をするウーパールーパー見てみたいですね!!
食性は肉食で、匂いで探し当て、軟体動物、ミミズ、昆虫、甲殻類、魚などを咥えてから吸い込み、捕食します。
では、実際にせせらぎビオトープで
ウーパールーパーを育てている様子をご紹介します。
▲お客様が、実際に飼育されている写真です▲
写真掲載の許可をいただき、本当にありがとうございます。
以下も、お客様から教えていただいた貴重な注意事項です。
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【ウーパールーパーを育てる時の注意事項】
・砂は誤飲する恐れがあるので入れない(誤飲したら死んでしまうそうです)
・小さなうちはエサとして冷凍アカムシをあげるのがおすすめ。
もしウーパールーパーが食べなかったら、ポンプに吸い込まれてろ過装置に入ってしまう恐れがあるため、ポンプの吸水口に台所で使うような水だけが通るネットをつけ、結束バンド等で止めると吸い込まれた際に安心。
大きくなったら人工飼料でも大丈夫。
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砂の誤飲には、注意が必要ですね。
ポンプの吸水口にネットを付けるところも、とても工夫しておられて驚きました。
今後も面白い生物の飼育事例があれば、
ご紹介をさせていただこうと思います。
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せせらぎビオトープでは、金魚やメダカの飼育をおススメしております。
ベタに関しても、飼育が可能であるか。
お問い合わせが増えておりますので、西条庭園で検証しております。
ベタはエサが少なくて済むので、
せせらぎビオトープとの相性も良いとのことです。
(せせらぎビオトープは、自然循環浄化システムのため
エサのやり過ぎが、水質悪化に繋がってしまうことがあります)
また、ベタは小さな水槽でも飼育できるそうですが
その分、水換えもこまめにする必要があります。
その点でも、水換え不要なせせらぎビオトープとの相性が良いといえるでしょう。
ベタの魅力は、豊富なカラーバリエーションと
美しい尾ひれではないでしょうか。
体調は5cm~7cmの個体が多いようですが、種類や個体によって差があります。
寿命は、平均2年~3年ですが、飼育館環境によってはもっと長く生きることもあるそうです。
ベタは「闘魚」としても有名です。
美しい見た目ですが、その反面でオス同士で激しい縄張り争いをしてしまいます。
食事に関しては、ミジンコや水生生物が主食の肉食です。
ベタ専用のエサや、人口フードが最適だそうです。
一度にたくさんの量を食べきることができませんので、小さなエサを1粒ずつ食べます。
ベタの最大の特徴は、なんといっても「ラビリンス器官」ではないでしょうか。
先ほど「小さな水槽でも飼育できる」と記載しましたが、それを可能にしているのはベタが持つ「ラビリンス器官」が大きく関係しています。
ラビリンス器官は、エラの上皮が変化した呼吸器官です。
とても複雑な形状をしていることからラビリンス(迷宮)の名前がつけられたそうです。
このラビリンス器官によって、空気中から酸素を得られます。
エラ呼吸もするそうですが、60%程はラビリンス器官を使って呼吸をしているようで、ときどき水面に口を出して酸素を吸う姿を見かけることもあります。
不思議な魚ですね。
今後も、ベタ飼育についての途中経過を
本サイトでお知らせしていければと思っております。
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せせらぎビオトープの20センチ木枠台が新しく発売されました。
木枠台の中には、白の ろ過装置が入っています。
20センチ型のせせらぎビオトープは、小型で置き場所にも困らないので
せせらぎビオトープの中でも特に人気の商品です。
木枠台はナチュラルな雰囲気で、どんなお部屋にも馴染みやすいのでオススメです。
ただし、20センチ型水槽の水量は少ないため、水質や水温の変化が激しい面もありますので、ご注意ください。
従来の白・黒もあるので、お気に入りの色を見つけてみてください。
▼20センチ型基本セット(白ボックス)
▼20センチ型基本セット(黒ボックス)
※20センチ型のせせらぎビオトープでは、植物は選択することはできません。
植物はポトスのみの販売ですので、ご注意ください。
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溶存酸素量とは・・・?
水中に溶けている酸素の量のことです。
せせらぎビオトープの ろ過装置には、水槽内の水へ酸素がたくさん溶け込むように工夫がなされております。
溶存酸素量が多いことのメリットはご存知でしょうか?
1つは、ご存知の通り
酸素は生物が生きていくために必要なものです。
水槽内の魚や、水草、バクテリア達にとっても、酸素はとても大切です。
水中で酸素が不足している時には、魚達は水面の近くで口をパクパクさせるので注意しましょう。(鼻上げと言われています)
2つ目に、1と同じような内容なのですが
水中の酸素が不足すると、
水中内にいる好気性微生物の活動が鈍り、水から腐敗臭がするなど自然浄化作用が働かなくなります。
つまり、水に溶ける酸素の量が多ければ、
飼育する生物も元気になり、また水中の微生物の活動が活発になることで自然浄化作用が機能するというわけです。
では、せせらぎビオトープの
溶存酸素量を増加するための秘密をご紹介いたします。
せせらぎビオトープのろ過装置の底には、写真のようにいくつかの穴があけてあります。実は溶存酸素量を増加する秘密は、この穴の形状にあります。
ろ過装置の底板(厚み12㎜)に、漏斗状の穴(9㎜×3㎜)が掘られています。
この穴に水が流れ込むと、水柱状に回転しながら、水面へ水が落ちていきます。
水柱状に回転しながら水を落とすことで、水に酸素が多く溶け込む仕組みが出来上がっています。
水量と底穴に関係があり、何度も実証し、サイズごとの穴数も決まっています。
漏斗状の穴になっているため、
ろ過装置の裏から底をみると、以下のように小さな穴になっています。
木炭がろ過装置の穴につまらないよう、ろ過装置の底には水を通すマットが敷かれています。
植物が成長すると、このマットにも根が張ってくるので
ろ過装置のメンテナンス時には、きれに清掃してください。
外からは見ることができない、ろ過装置の構造と
特殊な形状で水を落とすことにより、溶存酸素量を増加することができる秘密をご紹介いたしました。
もっと専門的な内容をご覧いただきたい場合には、下記のページもオススメです。
特許:4571226号プランター付き水槽
せせらぎビオトープのリースや、屋外の設置も承っております。
産・学・官連携事業 ガイア共同組合
お気軽にお問い合わせください。
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SDGsをご存知ですか?
西条庭園では、SDGs(持続可能な開発目標)に取り組んでいます。
近年、気候変動の深刻化、貧富の格差、紛争が問題視されていますよね。この問題をそのままにしていると、私たちの子ども、孫、またその先を生きる世代が安心して生活を送ることができません。こうした危機感のもと、未来を明るいものとするために定めたものが「持続可能な開発目標=SDGs」です。
東広島市は、内閣府が実施する令和2年度「SDGs(エスディージーズ)未来都市」に選定されました。
広島県内の市町では東広島市が初めてだそうです。
そこで西条庭園では、続可能な地域社会の実現を目指す企業として「SDGs未来都市東広島推進パートナー」に登録をいたしました。
目標はたくさんありますが、まずは下記の6つを取り組んで行こうと思っています。
・すべての人に健康と福祉を
・産業と技術革新の基盤を つくろう
・つくる責任 つかう責任
・気候変動に具体的な対策を
・陸の豊かさも守ろう
・パートナーシップで目標を 達成しよう
SDGs未来都市ひがしひろしま
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